アクション映画情報

ハリウッド映画のCGとスタントマン

 

ジャッキーチェンが、ハリウッド映画を嫌う理由

 

1980年代に大活躍したアクション俳優は、2000年代になり全く仕事がなくなってしまった。びっくりするぐらい仕事がなくて、生活に困窮する人たちが続出している。

 

そんな食えないアクション俳優たちを集めて映画を製作したのが、エクスペンダブルズだ。

 

この映画には、いろいろと昔のアクション俳優たちが登場する。ドルフラングレンやジャングロードバンダムまで出演している。ハリソンフォードなどは、70歳を超えているのにパート3に出演した。

 

70歳近くになってまで、若々しさや強さにこだわらなくてもいいと思うが、アメリカという社会は、マッチョさを死ぬまで要求される社会なのだと思う。

 

そんな中でも、ジャッキーチェンに関してだけは、他のアクション俳優たちとはかなり違った立場にいると言える。

 

資産が100億円ぐらいあり、離婚で奥さんと争ってもいないし逮捕歴もない。だから、1980年代に活躍したアクションスターの中では少ない勝ち組の1人と言えるだろう。

 

ジャングロードバンダムなどは3回ぐらい離婚して、今でも子供の親権を元妻と争って裁判費用に困っている始末だ。

 

その点、ジャッキーチェンは金銭的にも精神的にもかなり余裕があると言える。そんなジャッキーだが、最近、ハリウッド映画に関しては、かなり、不満をもって出演することを拒否しているらしい。

 

それは、自分のアクションに関する危険な部分についてはすべてCG処理してしまうことにより、全くスタントマンとしての自分の仕事がなくなってしまったという不満だ。

 

一般的に観客の立場からすればジャッキー自身はラクで、安全なのだからCGの方がいいじゃないかと思ってしまう。しかし、彼のような苦労人のアクション俳優の場合、危険なアクションシーンに対して自分が体をはらない撮影はプライドが許さないみたいだ。

 

だから、彼は、最近、ハリウッド映画の出演依頼があっても拒否する姿勢をつらぬいている。CGと本物の競争というのはこれから永遠に続くテーマだと思う。これは映画などに限定されずに、漫画の世界などにもあらわれている現象だ。

 

漫画にリアリティーがありすぎて、リアルなものに刺激を感じなくなってしまうという現象がそれだ。同人誌のエロ漫画などがすごくいい例になっている。同人誌で人気の杉本産婦人科クリニック〜ナース矯正プログラム〜などの読者は、本物の女性とのエッチよりも作品の中の官能的な世界の方に喜びを感じるようになっている。技術や制作の能力の発達は思うわぬ悩みをユーザーや出演者にあたえるようになってしまった。

 

この流れが劇的に普及してしまったのは格安スマホが本格的に日本に導入されてからだ。

 

トーンモバイルなどが提供している格安スマホサービスはもはや3大キャリアが提供しているスマホサービスとそんなに変わりはないのに、とんでもない低価格を実現している。

 

この格安スマホの普及の動きはますます進む。

 

だから、リアルとCGの戦いはもっと熾烈なものになるだろう。

 

このCG化の流れの被害者で最も深刻なのは、日本のAV業界だ。もう普通の美少女のAV作品では売れなくなってしまった。売れているのは、精神性が高い物語性の高いAV作品か、かなりマニアックなアスリートAVのようなものに限定されるようになってしまった。

 

それでも、日本のAVメーカーはいろんな企画モノ作品を開発して生き残っているから本当にすごいと思う。